仮想ディレクトリ設定の変更
ドメイン上に既存の仮想ディレクトリのプリファレンスを変更するには、以下を実行してください。
- ナビゲーションペインの[ドメイン]ショートカットをクリックします。
- 一覧から必要なドメイン名をクリックします。
- [ホスティング]グループの[Web ディレクトリ]をクリックします。
- 変更するプリファレンスのディレクトリを探して
をクリックするか、変更するディレクトリで[ディレクトリのアクセス権限]をクリックします。 - 仮想ディレクトリのプリファレンスを変更します。
- 名前 - 仮想ディレクトリ名を指定します。
- パス - 仮想ディレクトリがリンクしている物理ディレクトリのパスを指定します。
- スクリプトソースへのアクセス - このチェックボックスを選択すると、ユーザは設定されている権限(読み込みまたは書き込み)でソースコードにアクセスすることができます。 ソースコードには ASP アプリケーションのスクリプトも含まれます。
- 読み込み権限 - このチェックボックスを選択すると、ユーザはファイルまたはディレクトリおよびユーザ関連のプロパティを読み取ることができます。
- 書き込み権限 - このチェックボックスを選択すると、ユーザはファイルおよびユーザ関連のプロパティを仮想ディレクトリにアップロードしたり書き込み可のファイルのコンテンツを変更することができます。 書き込み権限はブラウザが HTTP 1.1 プロトコルの PUT 機能をサポートしている場合にのみ有効です。
- ディレクトリ ブラウジング権限 - このチェックボックスを選択すると、ユーザは仮想ディレクトリのファイルおよびサブディレクトリのハイパーテキストリストを見ることができます。
- 訪問をログに保存する - このチェックボックスを選択すると、仮想ディレクトリの訪問に関する情報が保存されます。
- アプリケーションの作成 - このチェックボックスを選択すると、Web ディレクトリを IIS アプリケーションにします。 そのディレクトリは残りの Web サイトから論理的に独立します。
- 実行権限 - 仮想ディレクトリで許可するプログラムの適切な実行レベルを選択します。
なし - HTML や画像ファイルなどの静的ファイルにのみアクセスを許可します。
スクリプトのみ - スクリプトの実行のみを許可します。その他の実行ファイルは実行できません。
スクリプトと実行ファイル - すべての制限がなくなり、すべてのファイルタイプを実行できます。
- 親パスの利用を許可する - このチェックボックスを選択すると、現行 Web ディレクトリ上のフォルダを参照する際にパス名にダブルピリオドを使用できます。 それによってユーザは、そのフォルダ名や全体の階層構造を知らなくてもフォルダの上位へ移動できます。 このオプションが選択されている場合、親パスディレクトリはそのプリファレンスの[実行権限]チェックボックスを選択できません。アプリケーションは親パスのプログラムを承認がなければ実行できないからです。
- MTA (マルチスレッド アパートメント) モードでのアプリケーションの実行を許可する - このチェックボックスを選択すると、MTA(マルチスレッドアパートメント)モードでアプリケーションを実行できます。 選択を外していると、アプリケーションは STA (シングルスレッドアパートメント)モードで実行されます。 STA を使用すると、各アプリケーションは専用プロセスで実行されます。 MTA では 1 つのスレッドで複数の並列アプリケーションプールが実行されるので、場合によってはパフォーマンスが向上します。
- デフォルトドキュメントを利用する - このチェックボックスを選択すると、現行 Web ディレクトリのデフォルト文書を使用できます。 ユーザがファイル名を指定せずに Web のディレクトリにアクセスするとデフォルト文書が提供されます(例えば、「http://www.parallels.com」にアクセスすると「http://www.parallels.com/index.html」が提供されます)。 このチェックボックスの選択が外されていて、[ディレクトリ ブラウジング権限]チェックボックスが選択されていると、Web サーバはフォルダーリストを返します。 このチェックボックスの選択が外されていて、[ディレクトリ ブラウジング権限]チェックボックスの選択も外されていると、Web サーバは「アクセス禁止」のエラーメッセージを返します。
- デフォルトのドキュメント検索の順番 - IIS がデフォルト文書を検索する順序を指定し、最初に検索されたファイルがユーザに提供されます。 一致するものがないと、IIS はデフォルトコンテンツページが無効であった場合と同じ結果を返します。
- Anonymous アクセスを許可する - このチェックボックスを選択すると、Web ユーザが認証なしでディレクトリにアクセスできます。
- SSLを要求 - このチェックボックスを選択すると SSL が有効になり、フォルダへのアクセスだけとなります。
- ASP 設定 - ASP ベースの Web アプリケーション特有の設定を行います。
- [OK]をクリックして変更を保存します。
仮想ディレクトリのアクセス権限を変更するには、以下を実行してください。
- ナビゲーションペインの[ドメイン]ショートカットをクリックします。
- 一覧から必要なドメイン名をクリックします。
- [Web ディレクトリ]をクリックします。
- 開くディレクトリに対応する
アイコンをクリックして、このディレクトリおよびそのすべてのファイルへのアクセス権限を変更します。 アクセス権限の設定についての詳細は「ファイルとフォルダのアクセス権限の設定」のセクションをご参照ください。
仮想ディレクトリの ASP.NET を再設定するには以下を実行してください。
- ナビゲーションペインの[ドメイン]ショートカットをクリックします。
- 一覧から必要なドメイン名をクリックします。
- [Web ディレクトリ]をクリックします。
- 必要なディレクトリを参照して入力します。
- [ASP.NET 設定]をクリックしてオプションを変更します。
ASP.NET の設定についての詳細は「仮想ディレクトリの ASP.NET の設定」のセクションをご参照ください。