ホスティングサービスに新規顧客の登録
この章では顧客向けに作成するクライアントアカウントについて説明します。
ドメイン管理者のアカウントをサイトに作成する必要がある場合は、権限を与え、リソースを割り当てます。詳細は「ウェブサイトのホスティングアカウントの設定」のセクションをご参照ください。
メールユーザのアカウントを作成する必要がある場合は「メールボックスの作成」のセクションをご参照ください。
新しい顧客を追加するには、以下を実行してください。
- [ホーム]>[クライアント]グループタイトルメニュー >[クライアントアカウントの作成]に進みます。
- 連絡先および請求先の情報を指定します。 担当者名、ログイン名、パスワードは必須項目です。
- ユーザアカウントのテンプレートをあらかじめ定義してある場合、[テンプレートに基づきユーザアカウントを作成します]メニューから必要なテンプレートを選択します。 カスタムテンプレートを作成しなかった場合は、デフォ トテンプレートが使用されます。
- [次へ >>]をクリックします。
- 以下の設定を指定します。
- [次へ >>]をクリックします。
- 顧客が自分の「コントロールパネルを介して実行可能な操作を指定します。
- コントロールパネルへのアクセス。 顧客が自分のアカウントとサイトを管理する場合、コントロールパネルにアクセスできるかどうかを指定します。
- ドメイン作成。 顧客が新規サイトにホスティングアカウントを設定できるかどうかを指定します。
- 物理ホスティング管理。 顧客がホスティングアカウントの設定、ホスティングアカウント機能の変更、およびプログラミング言語とスクリプト言語のサポートのオン/オフ切り替えを実行できるかどうかを指定します。
- ホスティングパフォーマンス設定管理。 顧客が帯域幅使用量およびウェブサイトへの接続数を制限できるかどうかを指定します。
- PHP セーフモード管理 (Linux ホスティングに限り使用可能)。 顧客が自分のサイトで PHP セーフモードをオフに切り替えることが出来るかどうかを指定します。 デフォルトでは PHP は機能上の制限からセーフモードで操作するよう設定されています。 PHP セーフモードについて詳細は http://php.net/features.safe-mode をご参照ください。 ウェブアプリケーションによってはセーフモードが有効になっていると正常に動作しないことがあります。 サイトのアプリケーションがセーフモードのために失敗した場合はホスティングアカウントプロパティで[PHP の 'safe_mode' を有効(On)にする]チェックボックスの選択を外してセーフモードをオフに切り替えてください([ドメイン]> ドメイン名 >[ウェブホスティング設定])。
- SSH またはリモートデスクトップ経由のサーバへのアクセスの管理。 顧客がセキュア シェル(Linux ホスティング用) またはリモート デスクトップ(Windows ホスティング用) プロトコルを介してサーバシェルにアクセスできるかどうかを指定します。
- ハードディスククォータ割り当て。 顧客が自分のウェブサイト用にディスク領域にハードクォータを割り当てることができるかどうかを指定します。
- サブドメイン管理。 顧客が自分のドメインに追加のサイトをセットアップできるかどうかを指定します。
- ドメインエイリアスの管理。 顧客が自分のウェブサイトに追加の代替ドメイン名をセットアップできるかどうかを指定します。
- ログローテーション管理。 顧客が自分のサイトで処理されたログファイルのクリーンアップと再利用を調整できるかどうかを指定します。
- Anonymous FTPの管理。 顧客が自分のすべてのユーザがログインとパスワードを入力せずに、ファイルをダウンロードおよびアップロードできる FTP ディレクトリを設定できるかどうかを指定します。 匿名 FTP サービスを使用するためには、ウェブサイトが専用 IP アドレスに常駐している必要があります。 匿名 FTP サービスを使用するためには、ウェブサイトが専用 IP アドレスに常駐している必要があります。
- FTP アカウント管理 (Windows ベースのホスティングに限り使用可能)。 顧客が追加 FTP アカウントを作成および管理できるかどうかを指定します。
- タスクのスケジューリング。 顧客がシステム内のタスクをスケジューリングできるかどうかを指定します。 スケジューリングされたタスクは、スクリプトまたはユーティリティの予定に沿った実行に使用できます。
- 制限の調整。 顧客が自分のアカウントおよびサイトに割り当てられたリソースを変更できるかどうかを指定します。
- DNSゾーン管理。 顧客が自分のドメインのDNSゾーンを管理できるかどうかを指定します。
- Java アプリケーション管理。 顧客がコントロールパネルを使用して、ウェブサイトに Java アプリケーションおよびアプレットをインストールできるかどうかを指定します。
- メーリングリスト管理。顧客が GNU Mailman ソフトウェア提供のメーリングリストを使用できるかどうかを指定します。
- スパムフィルタ管理。 顧客が SpamAssassin ソフトウェア提供の SpamAssassin スパムフィルタ使用できるかどうかを指定します。
- アンチウィルス管理。 顧客が送受信メールのフィルタ処理のためのサーバ側のアンチウィルス保護を使用できるかどうかを指定します。
- リモート XML インターフェースの使用機能。 顧客が自分のウェブサイトを、カスタムアプリケーションを使用してリモートで管理できるかどうかを指定します。 ウェブサイトに統合されるカスタムアプリケーションの開発に XML インターフェースを使用できます。このカスタムアプリケーションは、ホスティングアカウントの設定の自動化、および顧客がサイトからホスティングサービスを購入するためのサービス設定の自動化などに使用できます。 Parallels Plesk Panel の XML インターフェース(Parallels Plesk Panel API RPC とも呼ばれています)の使用法について詳細は、API RPC の説明書(http://www.parallels.com/ptn/documentation/ppp/)を参照してください。
- Sitebuilder を使用可能。 顧客が自分のウェブサイトの作成および編集に Sitebuilder を使用できるかどうかを指定します。
- IIS アプリケーションプール管理 (Windows ホスティングに限り使用可能)。 顧客が自分の IIS アプリケーションプールを管理できるかどうかを指定します。
- ウェブ統計管理。 顧客が自分のドメインのウェブ統計を管理できるかどうかを指定します。
- 拡張書込/編集の権限管理 (Windows ホスティングに限り使用可能)。 顧客が自分のドメインの追加の書き込み/変更の権限を管理できるかどうかを指定します。 これらの権限は、顧客のウェブアプリケーションが
httpdocs
または httpsdocs
フォルダの root にあるファイルベースのデータベースを使用している場合に必要です。 このオプションを選択すると、ウェブサイトセキュリティが著しく侵害される場合があることにご注意ください。 - 共有 SSL 管理 (Windows ホスティングに限り使用可能)。 顧客が自分のドメインの共有 SSL を管理できるかどうかを指定します。
- ホームページ管理。 顧客が自分のホームページをカスタマイズできるかどうかを指定します。
- データベースサーバを選択可能。 顧客が、デフォルトのデータベースサーバを使用するだけでなく、自分のデータベースを作成できるように各タイプのデータベースサーバを選択可能かどうかを指定します。
- データのバックアップと復元機能。 顧客がコントロールパネルの機能を使用して、顧客のサイトをバックアップおよび復元できるかどうかを指定します。 サーバへのバックアップファイルの保存を許可するには[ローカルリポジトリ]チェックボックスを選択し、顧客がバックアップを保存するのに任意の FTP サーバを使用するのを許可するには[リモート(FTP)リポジトリ]チェックボックスを選択します。
- [次へ >>]をクリックします。
- 顧客に IP アドレスを割り当てます。 [利用可能なIPアドレス]ボックスでアドレスを選択し[追加>>]をクリックします。 E-コマースサイトのホスティングの顧客は専用IP アドレスを必要とします。 1つのサイトにつき1つの専用IP アドレスが必要です。
- [終了]をクリックします。
これで顧客にコントロールパネルへの URL とログイン認証を送信することができます。